街中でバックを背負って配達している人をよく見るけど、フードデリバリーって言うんだっけ?具体的にはどういう仕事内容や業務形態なんだろう?ちょっと興味あるなあ。
今では街中でバッグを背負ってフードデリバリーの配達をしている人がいるのは当たり前の光景となりましたが、配達をしていない人にとっては案外具体的な仕事内容や配達パートナーの立ち位置は分かりにくいのかもしれません。
そんな方に向けて今回は現役配達パートナーの私がフードデリバリーの仕事について簡単に解説していこうと思います。フードデリバリーの配達ついてちょっと興味のある方という方はご参考に。
フードデリバリーとはどんな仕事?その特徴について解説
それでは順に解説していきます。
個人がお店の代わりに料理を運ぶ
そもそもフードデリバリーとはその名の通り、お店の料理をお客さんのもとに運ぶ仕事です。
それじゃあ、昔からあるピザや寿司の出前なんかもフードデリバリーなのかな?
と思うかもしれませんが、たしかに広い意味でいえばそうした以前からある出前や宅配もフードデリバリーといえます。
ただしもうすこし厳密に最近のフードデリバリーを定義するならば、その特徴は何といっても
個人がお店の代わりに料理を運ぶ
ことでしょう。
数年前まではお店から従業員が料理を直接運ぶパターンが主流でした。ピザや寿司の宅配などなど。チラシを見て、メニューを決めて、店に電話して注文をしていたのが懐かしいですね。
それがスマホが普及し、Uber Eats(ウーバーイーツ)や出前館など、お店の代わりに注文を受けるサービスが出てきました。こうしたサービスでは登録した個人がお店の代わりに料理を運ぶことができます。
コロナで在宅需要が急激に増えたこともあって、個人がお店の代わりに料理を運ぶことが主流となり、同時にフードデリバリーという言葉も広まりました。
なのでやはり「フードデリバリー」という言葉は、同じ料理を運ぶにしてもお店ではなく個人が運ぶという意味合いが強いですし、そういうものとして世間にも受け入れられているかと思います。
ちなみに当ブログ「でらフーデリ」のフーデリとは、まさしくフードデリバリーを略したもので、こうしたフードデリバリーで仕事する人の中でよく使われます。
アルバイトではない。業務委託が基本
フードデリバリーはお店の代わりに個人が料理を運ぶんだね。でも個人で運ぶってどういうこと?
フードデリバリーと普通の出前との違いは個人がお店の代わりに料理を運ぶことでした。個人で仕事をしているため業務委託という形が基本となります。料理を運ぶ業務のみを請け負うわけですね。
社員やアルバイトとして雇われているわけではないので、もちろん固定の給料は出ませんし、交通費などもでません。デリバリーに使う車両や装備品も自分で用意しなければなりません。
その代わり、配達した分だけその報酬が自分に入ってきます。がっつり配達してたくさん稼いでもいいし、スキマ時間にちょこっと配達してお小遣いを稼ぐなんてのもOK。働く時間も自分の自由。シフトももちろんありません。
仕事は料理(注文品)を運ぶことだけ。その他の業務はなし
フードデリバリーの配達員は、アプリの指示通りにお店に料理をとりに行き、それを注文者まで届けることが仕事です。それ以外の時間に何かしなければいけない業務というものはありません。
雇用された社員やアルバイトであれば空いた時間はほかの業務もこなさなければいけませんが、その必要はありません。注文がなければ休憩していようが、勉強していようが、食事をしていようが自由です。
たまにコンビニの商品を運んだりすることもありますが基本的にやることは同じ。あまり複雑なことをする必要はありません。
へー。雇われない代わりに自分のペースで働けるってことか。仕事内容も簡単そう。
まとめ:フードデリバリーは簡単
かなりざっくりとではありますが、フードデリバリーというものについて私なりに解説してみました。なんとなくイメージはつきましたでしょうか?
記事をまとめると、
- 個人がお店の代わりに料理を運ぶ
- アルバイトではなく業務委託
- 料理(注文品)を運ぶ以外の業務はない
というのがおおまかなフードデリバリーの仕事の特徴だといえます。
この記事を読んであなたも意外と簡単そうだなあと思われたのではないでしょうか?
たしかになんだか簡単そう。ちょっとやってみたいかも